 |
まずは塗装するパネル類を分解しました。 画像のカップホルダーとアクセサリーソケット(中、後期はコインホルダー) の表面パネルのスキマにカッターの背面を差し込んで、 じんわり力を入れてこじってスキマをつくった後、 内装外しに代えて更にジンワリとこじってパネルを剥がしました。
カップホルダーはホットボンドらしきモノ、 アクセサリーソケット(中、後期はコインホルダー)は 両面テープで接着されていました。
その後、塗装するパネル類に付いていたキズをパテなどで埋めて #600のペーパーで磨いて直した後、 3Mのスポンジ研磨剤のウルトラファインで全体に磨きキズを付け
削りカスを水洗いし雑巾で拭いた後、ソフト99のシリコンオフで脱脂しました。
|
 |
その後、ラッカースプレーの黒で塗装しました。 |
 |
黒で塗って乾燥させた後、
パーツを水没させる為に用意した容器に水を張り いよいよ水面転写で模様を付けていきました。
・・・の前に まったく水面転写をやったことなかったので適当なプラ板で 練習をやってみました。
当初、先人さんたちに習い、ラッカー塗料を使ってみたのですが・・・ 入れてみると、牛乳を加熱した時に出来る膜の様なモノができ、 この膜状の塗料がパーツにしつこく絡みつき、 必要以上に塗料が付着して凸凹してしまい どうもうまくいかないので( ̄〜 ̄;)
う〜ん 代用で油性塗料の方を使ってみると・・・ ヘンな膜も出来ずこっちの方が作業しやすかったので ラッカーは却下して油性塗料を使いました。 |
 |
水に塗料を入れると水面上に塗料が浮かぶのですが
缶の塗料そのままの濃度ですと濃い状態のようで、水に垂らしてみたところ
水面で広がらず玉状の状態で底に沈んでしまいました( ̄▽ ̄;)
ということで、ペイントうすめ液で油性塗料を薄めで希釈しました。
希釈した塗料を調合スティックでポタッポタッと2,3滴水面にたらし、
好みの模様になるようにかき混ぜました。
|
 |
水面をかき混ぜて模様を作ったところでいよいよ着水させました。 模様を付けたい面を下に向けてそっと着水させて、水面の塗料がない箇所から さっとパーツを引き上げました。
やってみて自分なりに感じた点ですが・・・
・入れる塗料は慎重に数滴ずつ入れた方が失敗のリスクが減る
※少なければ追加すればいいですけど、 多すぎの状態でパーツを突っ込むとベタ塗りになってしまって失敗します。
・塗料の濃さと入れる量で模様の感じが変わる?気がします。
塗料結構薄め→模様が細かくぼやけた感じの模様 上記より濃い目→大理石のようなハッキリした感じの模様
入れる量 少ない← →多い 塗装ミストが付着した感じ-ぼやけた感じ-大理石模様-迷彩模様-ベタ塗り
・一発で模様を決めようとせず、何度も着水させて少しずつ模様を決める
・・・かな?と思います。 |
 |
他のパーツも同様に水面転写させました。
ランダムな模様ゆえ、どのパーツも同じ模様にはならないですが ベースの黒色と水面転写させて付着させる銀色の割合は 大体同じぐらいにしたほうがいいかな?と思い、 最初に転写させたパーツを基準に照らし合わせながら転写させ、 丸1日乾かしました。
|
 |
次にホルツのキャンディーブルーを塗る事にしました。
キャンディーブルーはカラークリアーなので
塗り重ねるとどんどん濃くなるのですが ここでハジキが出てしまいますと、磨いて修正しても 磨いて色がうすくなった部分がムラになってしまい、見た目がイマイチになって 黒色塗装からやり直しのハメになってしまいますので、 まずは脱脂をしました。
脱脂をした跡、ハジキが出ないか確認のため、ムラにならない様に気をつけながら うっすらと塗ってハジキが出ない事を確認してから 溝や凹部分など塗りにくい部分から先に塗ってから塗りやすいパネル表面を塗って ムラが出ない様に塗りつつ、すべてのパーツが同じぐらいの色の濃さになるように 気をつけながら塗りました。
キャンディーブルーを塗って丸1日乾かした後、 ウレタンクリアーをタレる手前までペッタリと塗りました。 |
 |
ウレタンクリアを塗って3日経過した状態です。 水面転写やらキャンディーブルーやら何層も載せて凸凹したゆず肌状態で あまり見た目がよろしくないので表面の凸凹をサンドペーパーで削り取って ツルツルにする『研ぎ出し』という車模型の技法を使ってみました。 |
 |
通常、研ぎ出しは#1500〜#2000の細かめのペーパーで凸凹を取って コンパウンドで磨きキズを取るという感じなのですが
このコンパウンドの磨きキズ消し作業のしんどい事を車模型で イヤというほど経験してますので(TロT手が遅く1台20時間辺り掛かります
今回はコンパウンドを使わず、#1200のペーパーで磨いて ウレタンクリアを上からぶっかけて磨きキズを消す方法を取りました。
磨いていきますと磨きキズがついてクリアーのツヤが消え、
磨き残しがある箇所はクリアのツヤが残って、光っているのですが この光っている部分を全部消すように磨いていき、 指先で凸凹がないのを確認しながら磨いていきました。
※角の部分はクリアーのノリが悪くなる、磨く力がかかりやすくゆえ 気をつけないとすぐクリア層を剥がしてしまいますので 力を抜きつつ注意しながら磨きました。
全体を磨き上げた後、
仕上げに使い古しの3Mのスポンジ研磨剤『』マイクロファイン』で全体を軽く磨きました。 |
 |
磨きカスを濡らしたウエスで拭き取り乾かした後、
最終仕上げのウレタンクリアーをタレる手前まで塗りました。
中々いい感じになりました!(* ̄∇ ̄*) |
 |
塗りあがったパーツをディアに組んで完了です!\(≧▽≦)/
青色と木目調が大好きなまつぼうにとって、
青木目調はいいとこどりの最強コンビなのですが・・・人気ないですね(TロT
需要はハッキリいってないですが、自分が満足すればそれでイイ!と
毎日コッソリと、一人でパネルを見てニヤけてます\(T∇T)/自己満足バンザイ!
|
-ステアリング、シフトノブ編-
|
|
 |
こっちはステアリングです。
以前、ステアリング交換の際、 バッテリーを外して2時間放置してからエアバッグ端子を外したにも関わらず エアバッグ警告点灯してしまいましたので
※ディーラーの故障診断機器で強制リセットしなければ解除出来ません。 今回は一晩置いてから端子を外しました。
ステアリングとシフトノブは他のパネルと違い、リアルウッドなので 木目を生かす為に塗装を一度剥いでから塗ってみようかな?
・・・と、思ったのですが、結構テマが掛かりそう・・・と思いやめました(^^;)
ステアリングはセンターパッドを外して木目以外の部分、 シフトノブは分解して根元のメッキ部分にマスキングして上記の磨き、 脱脂を行いました。 |
 |
上記の作業手順に沿って、
黒→銀色水面転写→キャンディーブルーと塗装していきました。
当初はこのまま他のパーツと同様、クリアー→研ぎ出し→仕上げクリア
といこうと思ったのですが、
塗り替えたけど一応ナルディー製だし・・・
アクセントでエンブレム入れちゃう?(* ̄∇ ̄*)
ということでパチモンエンブレムをinしてみることにしました。
|
 |
ディアに装着しているシフトノブのエンブレムをデジカメで接写して
画像を取り込み、トリミングして画像を加工していきました。 |
 |
以前、メタリック調のフィルムラベルが地元に売っていたのを思い出し
買いに行ったのですがどこにもなく、ネットで探しているとこんなのを見つけました。
以前見つけた商品名を覚えてないのでこれだったっけ?と思いつつも
他にそれっぽいモノが見つからないのでまぁいいかと注文してみると・・・
メタリックシルバーとは書いてあるものの・・・メタリックとはほぼ遠い、
どう見てもただの銀色シールにしか見えませんil||li_| ̄|○ il||li画像に騙された
他に使う用途もないですし・・・
今回はこれで妥協することにしました・・・(TロTトホホ・・・ |
 |
デザインしたエンブレムを印刷してみました。
今回、ペンペンさま作成のフリーソフト『 画像印刷』を使わせていただき、
サイズ指定印刷をさせていただきました。
すばらしいソフトをありがとうございます!(* ̄∇ ̄*)
・・・メタリックの部分がほとんどないので案外目立たず、結構いけるかも?
|
 |
出来上がったパチモンエンブレムを貼り付けました。
左がオリジナルです。並べてみました。
・・・パッと見は似てますが、よく見るとフォントや色など
ビミョ〜に違います(^^;)
|
 |
このままですと、単にシールを貼り付けただけですので
このパチモンエンブレムをオリジナルと同じようにクリア層の中に埋め込もうと
ウレタンクリアを吹き付けました。
いきなりぶっかけますとシンナーに犯され溶ける可能性がある為、
少しづつ馴染ませるために距離を離して吹き付け、
表面がザラザラになる程度で止め、乾かすという工程を
合計3回ほどしてから、ペタっと塗りました。 |
 |
3日ほど乾かしてパネル塗装編に書いてある研ぎ出しを行って
エンブレムの段差を削り、
仕上げのウレタンクリアーをタレる手前まで吹き付けました。 |
 |
ウレタンクリアが分厚くのってマスキングと一体化してますので
マスキングとの境目にカッターで切り込みを入れて
慎重に剥がして塗り上がりました!
心配したエンブレムのチヂミ、溶解もなく、
まつぼうとしてはめずらしくうまくいきました!(* ̄∇ ̄*)いい感じ〜♪ |
 |
こっちも塗り上がりました!
木目外周を全部塗らなくてはいけない分、
あっちにこっちに片手で振り回して意外と重たかったです (;^_^A
内側が非常に塗りにくくて苦労させられました(^。^;)ふぅ |
 |
こちらも慎重にマスキングを剥がし完了です!
工程が長くて苦労しましたが、
まつぼうとしては上々の結果が出て大満足です!\(≧▽≦)/
・・・まぁ不人気な色柄ですけど(TロTトホホ・・・ |
|
|

|