〜オーディオパネル塗装〜
なおぽん号の内装パネルはスポーティーグレードで
他のグレードと差別化しようと、なんちゃってカーボンのような仕様になっているのですが
単にパネル表面が丸いイボイボが付いているだけでかえって安っぽく見える状態で
↑自称ブツブツパネル
以前からなおぽんが不満と言っていたので通常グレードの無地のオーディオパネルを手に入れて色を塗ってみました。
![]() |
これはオーディオパネルです。 お約束のヤフオクでNA車用を落としてきました。 |
![]() |
パネルを見てみると、結構目立つパーツでありながら凸凹が多いので P280のサンドペーパーをあて木に添えて磨き上げ凸凹を取っていきました。 生地状態と思いきや何か塗ってあるのか、上塗り塗料を剥がす時の様に やたら目が詰まりまくりました。 指の感触で凸凹がなくなったのを確認してから P360→P400→P600とすこしづつ番手を上げていって 磨きキズを細かくしていきました。 磨きが終わったところで、削りカスを取る為、水洗いした後、雑巾で拭き シリコンリムーバーで脱脂しました。 |
![]() |
次にキズ確認&磨きキズ消しの為ソフト99のサスを吹き付けました。 以前、ディアの内装パーツ(メーターフードなどのABS製黒樹脂部分)に いきなりサフを本塗りしてみたら、 ブクブクと科学反応が起きたように泡が吹き出し、 表面がクレーターの様にボコボコになった失敗経験がありΣ(TロTうっひょー! その失敗からサスを砂吹きして表面をなじませてから本塗りしました。 ※砂吹き:通常より距離を離して吹き付け、 シンナーを空気中で揮発させて生乾き状態の塗料を付着させて 素材を犯すシンナーから守る塗り方です。 表面に付いた塗料が砂が付いた様にザラザラしているのでこう呼ばれています。 キズ、凸凹を確認しながらP1000番で磨きあげたあと、 雑巾で水吹きして乾かしました。 |
![]() |
次に上塗りにはいりました。 雑巾で水吹きしても乾くとまた出る微細な削りカスを手で拭き、 圧縮空気でホコリを飛ばしし、 手持ちのうちのディア色缶スプレー(シンフォニックシルバー)で サフが透けない程度にサラリと塗りました。 ※どうもこの色は少しペタッと塗ると、 垂れていないのに粒子が流れた感じになる気がします。 ・・・缶スプレー久しぶりに使いましたが、まぁ使いにくかったですw 仕事でスプレーガンを使って上塗りの作業をやっているのですが こっちに慣れてしまうと 缶スプレーは、吹き付け圧が低い、吹き付け粒子が粗く感じます。 |
![]() |
次に車用ウレタンクリアー(PG80クオーツクリヤーZ)を コーティングすることにしました。 以前アイライン塗る時にヤフオクで1L缶約2000円で買ってきました。 |
![]() |
こっちはスプレーガンです。 ・・・会社で使ってるヤツです(^^;) 定年退職した人から引き継いでからうちが部品交換しながら 7年使ってますので結構使い込んでます(^^;) エボッパネ塗った頃はまだ上塗り作業やっていなく、 ラッカーで塗ったのでかなり劣化してきてますので これで塗ってやろうと思いつつ・・・ リカバリーが手間で面倒くさくて放置気味です( ̄▽ ̄;) |
![]() |
・・・で、塗り上がりました。 3年放置wでクリアがちょっと硬い感じがしましたので 規定ギリギリの10%ウレタンシンナーを入れて希釈して 追っかけ(生乾きの後に塗り重ね)で2回塗り重ねました。 |
![]() |
ウレタンで塗ったのでツヤは結構出てると思うのですが 全体画像ではどうもうまくツヤが写らないので近づけて写してみました。 こんな感じになりました。 ・・・もう少し塗り重ねた方がいいかも?・・・と思ったのですけど プレゼントで渡したい日に間に合わないのでこれで妥協しました(^^;) |
![]() |
サラリと細めのコンパウンド→極細コンパウンドを掛けて さらにツヤ出しをしてエアコン吹き出し口etc.を取り付けました。 |
![]() |
なおぽん号に取り付けて完了しました! ・・・う〜ん、ちょっとよくありがちなベタな配色で 知らない人だとこれがデフォだと思われそう?( ̄▽ ̄;) 当人は、お〜♪ツヤツヤツルツルやんっ♪(* ̄∇ ̄*) と、喜んでもらえたのでこれでヨシとしておきます(^^;) |