〜デッキの交換〜

ヤフオクで以前手に入れたケンウッドのデッキ(DPX−700)も年数が経ってCDが聞けない、
画面表示がおかしいetc.といろいろと不具合が出てきて
お疲れモードになってきましたので、別のデッキを手に入れて交換しようとヤフオクを漁りました。

今回は・・・
・音にはあまりこだわらないので、デッキの予算は1万以内

・チェンジャーがもったいないので引き続きケンウッド製を・・・

・MD環境が過去に全滅したのでMD付きはハッキリ言っていらない。
※2.5万円した携帯録再生機は1年で壊れ、3万円した家庭用ON○YO製録音用MDだけコンポは
3回ダビングしたら録音出来なくなり、4回目で再生すら出来なくなり電気を食う時計と化しました(TロT
まつぼうの頭の中でMD=すぐ壊れるというイメージが固着したので、もう一生MDは使いませんっ!


・・・という点に沿って選んでいきました。

・・・で、今回手に入れた2002年モノのDPX4200です。
6300円でゲットしました。(2006/2 現在)
一番最下機種ですが、これより上位はすべてMD付きになっちゃいますので(^^;)

今回、業者の出品物をゲットしたのですが、
動作に問題ナシというコメントを信じて落としてきたものの・・・
ジュースをこぼしたのか一番肝心なソース変更ボタン、その他周辺のボタンが
固着、ネチネチしてボタンが戻らない状態になっておりました
・・・オイ(-_-X)どこが問題ナシやねん
エボッパネといい、PCディスプレィといい、このデッキといい、
どうもうちは中古業者のハズレ中古品を引かされるパターンが多いです(-_-X)
あまり中古業者のコメントは鵜呑みにしない方が・・・イイカモです。


『動作に問題ナシ』というそのコメントに・・・



・・・と、それなりの評価をさせてもらいました(* ̄∇ ̄*)

・・・ということで分解(^^;)
ネジを外しツメを解除してフロントパネルを分離させました。
幸い基盤まではジュース汚染は及んでいませんでした。

基盤とフロントパネルを固定しているネジを外して分離し
パネルから外したボタンです。
やっぱりジュースをこぼしたらしく
ジュースの糖分でテカテカしててネチョネチョしてました( ̄▽ ̄;)

ネバネバ
     ( ̄▽ ̄;)

糖分なので水で溶けるだろうと思い
水を浸した綿棒でフキフキしていきました。

他のボタン、フロントパネルのボタンのスキマもネバネバなので
キレイにしてボタンの動きに問題ない事を確認して元に戻しました。

今回はうちで分解して直したのですが、直し方分からない人ですと
メーカーに修理出して結構な、お値段を請求されるのでしょうね( ̄〜 ̄;)

・・・正直にジュースをこぼしてボタンが固着していると書いてあれば
こんなの落札しなかったのですが・・・ホントにモラルを問われます(-_-X)

・・・ずいぶんと寄り道をしましたが、交換に入りました。

ここで紹介しているのは基本的な交換です。
音にこだわる人ですと、
装着方法が変わってきますのでご了承くださいませ(^^;)

まずはバッテリーの端子を外し電気が来ない様にしてから
フタを開け、フタを持って引き上げました。

そうしますと、白と黒の2本のソケット用のコネクターが引っ付いていますので
コネクターを引っ張って外しました。
※戻す時に間違わずに刺して下さい。
  逆に刺すとヒューズ飛びます。

※この部分はグレード、年式によって違います。
  ここの部分がカップホルダーになっている方はこの部分はムシしてください。

黒コネクター→

←白コネクター

カップホルダーのフタを開けて、そのまま引き上げました。

木目調フロアカバーを
シガーソケットが入っていた穴の部分を持って引き上げました。

(バキバキとクリップが外れる音がします)
ある程度外れたら、
木目調フロアカバーの先がツメになっていて、灰皿に刺さっていますので、
手前にスライドさせて木目調フロアカバーを引き抜きました。

これが木目調フロアカバーの裏側です。
4つのクリップと、右側に2つのツメがあるのが分かります。

取り付ける時は、灰皿下の穴にツメを差し込んでクリップをはめます。

灰皿の継ぎ目に内装外し(キズが付きにくい樹脂製の方がイイです)
をズボッ!と差し込み
こじってこの奥にあるクリップを外しスキマを広げました。

反対側も同様にこじって外しました。
後は灰皿ASSYを手前に引き出しました。
灰皿の裏側にシガーライター用の電源コネクターがありますので
ツメを押しながらコネクターを持って引っ張りコネクターを外しました。

コネクターを外しますと灰皿ASSYがフリーになりますので外しました。
灰皿ASSYを外しますと、
センターコンソールの固定ネジが2つ見えるようになります。
この2つのネジを外しました。

※某裁判ゲームより拝借(^^;)

エアコン吹き出し口の左側に内装外しをズボッ!と刺し
こじって外しました。

同じく右側も同様、こじって外すのですが・・・
右側は外気取り入れ口フックのワイヤーがあって
ワイヤーを外さない限り外れない様になっていますが
今回は外さなくてもデッキ交換出来ますので、吹き出し口は外さず
ずらすだけにとどめました。
※運転席側ロワーパネルを外し、センターコンソールにあるエアコンダクトに
引っ掛かっているワイヤーを外しますと吹き出し口が外れます。



とりあえず吹き出し口をずらしますと、矢印部分にネジが2つ出てきますので
ネジ2つを外しました。

これでセンターパネルがフリーになりましたので、
手前に引き外しました。


ハザード裏のコネクター、エアコンパネル裏のコネクター2コ、
エアコンの蛇腹がジャマで手前に引き出せないですので
これらを外し、手前に引き出しました。
※エアコンのコネクターは、ちと固くて難儀します

※シフトパネルが結構重いですので、持ったままですと腕が疲れますので
シフトノブが傷つかない様、
布切れなどを被せ(うちの場合は2枚重ねの軍手です(^^;)
シフトノブで保持させました。

・・・今はバッ直などで分散させてこんなに配線がないのですが、
この当時はデッキ×2、DSPプロセッサー、ナビ配線が
ここに集中しててすごいことになってました(^^;)


更に社外デッキハーネスに引っ付いている配線コードキット
ラジオ配線、アース線を外しました。

※純正デッキの場合はデッキ裏のハーネス、ラジオ線でOKです。

←ハザードコネクター


エアコン
  コネクター

↓蛇腹

ハーネス類を外しフリーになったセンターパネルです。
まずは矢印のネジ3つ、左右で6つのネジを外し.
デッキとセンターパネルを分離させました

デッキの両端にありますデッキ固定金具を固定しているネジを外し
(画像はすでにネジが外してありますが(^^;)
新しいデッキに金具を装着しました。

うちの場合はすでに社外デッキに交換していて、すでに装着していますので
また購入する必要ありませんが、純正デッキから社外デッキに交換する際
画像のような三菱用配線コードキット(14P)が必要になります。
※カー用品店のオーディオコーナーに売っています。
三菱用は古い年式の車用の9P・5Pコネクターなどもありますので注意です


画像の白いコネクターをディアのオーディオコネクターに接続し、
配線を下の社外デッキの電源ハーネスに配線します。
(社外デッキと配線する際、同じ色のペアにならず片方だけの線もあります。
そんなのは今回ムシ(^^;)←オイ

これは社外デッキの裏に付いている電源ハーネスです。
赤や黄色、青など色々な色の配線があります。
このハーネスと配線コードキットの同じ色の配線同士を配線しました。
一つだけクワ端子が付いているのがアース線です。
このアース線はセンターコンソール裏にあるボルトと共締めしました。


アース線

←ラジオ線

コイツはラジオのアンテナ線です。
社外デッキの裏を見ますとこれを刺すコネクターがありますので
そのコネクターに刺しました。

※他の車種ですと、サブアンテナ線(コネクターの太さが若干細いです)
があって大抵の社外デッキはアンテナ線を刺すコネクターが2つあります。
・・・太さが違ってサブアンテナコネクターには刺せませんので
間違える事はありませんが・・・注意して下さい(^^;)

各配線を接続して確認をし、バッテリーを繋げて問題ないか確認した後、
内装を逆の順序で戻していって完了です!(* ̄∇ ̄*)おつかれさま♪

・・・と、ここまでが基本的な装着なのですが、
今回はちょっとだけグレードUPさせました(^^;)
今回は電気を蓄積して瞬間的な電力不足を補うミニミニキャパシタ装着と
リレーを使って常時電源とアクセサリー電源のバッ直化を行いました。

・・・で、こっちはミニミニキャパシタで・・・

こっちは、電源のヒューズとなるブレーカーです。
普通、このタイプはごっついヒューズが内臓されていて
ヒューズが飛ぶと中のヒューズを交換・・・というのですが、
コイツはそのまま家庭用のブレーカーと同じく過電流が流れてブレーカーが飛んでも
コックを戻せばそのまま使える代物らしいです。
・・・物珍しくてついゲットしてしまいました(^^;)

音にこだわる人ですと、極悪な程(^^;)ぶっとい線を入れるのが常識の様ですが
うちの場合はアンプもウーファーもない
ホントに基本的なデッキとスピーカーのみなのでこんだけで十分だろうと
6sqの電源線を使用しました。

・・・で、これ手に入れたのはいいのですけど・・・
・・・どうやって・・・配線するの・・・?( ̄▽ ̄iii)初心者なので分かりません

パッケージにも説明ナシ、ネット上にもあまりにも些細すぎ、常識なのか
どこにも装着方法が
UPされていませんでした( ̄▽ ̄;)←ここに分からんヤツがおる(^^;)

・・・どうしようもないのですので、配線の皮膜を剥いて
ブレーカーのネジ端子で銅線を押さえつけて固定し、配線しました。

すでに何本かバッ直線を繋げていまして、更に今回のデッキ用のバッ直線を
繋げるのに余裕がなかったでしたので、
アース用の金メッキターミナルを買ってきて装着しました。
・・・ただアース用のターミナルで、カバーがないですので
そのままですと、金属などが触れて危険ですのでカバーを作りました。

※上のブレーカーですが、一定の温度まで上昇しちゃうと
電源が遮断されちゃうようで
夏場にアイドリングを少しでもするとブレーカーがエンジンの熱でみるみる上昇し
電源が遮断されてしまいます←ブレーカーの特性のようです( ̄▽ ̄;)
この後、通常のヒューズタイプに変更いたしました

・・・カバーを作ったといってもタッパの横面を切って被せただけで( ̄▽ ̄;)
裏面の表示でモロ、100円ショップのタッパってバレバレです!(T▽T)アハハ!
・・・誰が見てもタッパってばれちゃいますので・・・

裏面の凸表示をガシガシ削って消し、
磨きキズを少しずつ番手の大きいサンドペーパーで擦ってぼかして
ラジコンボディー用の黒のポリカボスプレーで塗ったのですが・・・
やたらツヤを放って目立つ存在と化しましたので( ̄▽ ̄;)
ソフト99のつや消しブラックでツヤを消して存在感を落としました。
・・・目立たせない様、必死です。

塗ったタッパを被せた感じです。
・・・多少はマシになりましたでしょうか?

バッテリーから引っ張ってきた線1本を3つ又状態にして
配線の先端にエーモンの8sq用丸端子をかしめてメッキボルト、ナットで固定し、
ハーネス用難燃テープでグルグル巻きにして
分岐した一本を常時電源として社外デッキハーネスの常時電源線(黄色)
もう一本はエーモンの30Aリレーを使ってACC線化にして、
社外デッキのACC線(赤色)に接続しました。

社外デッキ

リレー

アース

青線

10Aヒューズ

10Aヒューズ

黒線

赤線

ACC線

配線コードキット
ACC線へ

常時電源

配線図です。
こんな感じで接続しました。
・・・音に詳しい人からは笑われそうですけど(^^;)

キャパシタ


基本接続からミニミニキャパシタを接続した際、音を大きくするとシャカシャカする耳障りな音が軽減されるなど
まつぼうの疎い耳でも違いは感じられました。
更にバッ直化を施行してみたものの・・・ミニミニキャパシタで十分電気が供給されるのか
まつぼうの耳では違いはよく分かりませんでした(^^;)
オーディオのバッ直化はこのテに詳しい人はお約束ともいえる方法ですが
ウーファー、アンプなど電気をたくさん必要となるシステムを組む事によって本領発揮するのでしょうね
(^^