〜燃料フィルターの交換〜

以前、uchiさんのBBSで、燃料フィルター交換ネタが出て、調子が良くなったとの事が書いてありました。
うちの車も10年越え、9万キロに達し、ご老体になってきましたので、
メンテということで、整備書片手に燃料フィルターを交換してみました。


注意!!:燃料フィルターということで、ガソリンが絡んできます!
火気厳禁です!!間違ってもタバコ吸いながら作業なんて・・・絶対やらないでください!!!

これがディーラーを通じ用意した燃料フィルターと、
フィルターと、ホースの間に挟むガスケット(2コ)です。

燃料フィルターは5500円、ガスケットは70円×2→140円 掛かりました。


※読み進んでいくと分かりますが、ウエスも用意してください。
あと、あればバケツ、メガネなんかかけておくといいかもです。

交換経験はいつもながら無いですので(^^;)
とりあえず整備解説書通りに進めていきました。

まずはリアシートの座面を外しました。
リアシートの座面のフチを探っていきますと、
フックが運転席側、助手席側に各1箇所づつありますので、
フックを引いた状態で座面を持ち上げ座面を引き抜いて外しました。

リアシートを外しますと、助手席側にこんな金属のフタがついた部分が出てきます。
※真ん中にも同じ様なフタがありますが、
今回、用があるのは助手席側ですので無視して下さい


このフタの四隅にあるネジを外し、フタを外しました。

ネジを外し、フタを取った状態です。
コレが燃料をエンジンに送る燃料ポンプです。

画像を見ますと、白いコネクターが見えますので、
ツメを押しながらコネクターを引き抜きました。

抜きましたら、そのままの状態にして、エンジンをかけました。
燃料ポンプに電気が供給されてないので、
ホース内に残ってるガソリンだけしかエンジンに供給されない為、
キュルルル・・・ブォ〜ン!・・・プスプスプス・・・と止まっていきます(^^;)

下準備が終わりましたので、いよいよフィルターを交換します。
・・・で、フィルターの場所ですが・・・

助手席側後輪のジャッキアップポイントの内側辺りにあります。
・・・つまり車の下に潜らないと交換出来ないということです。

車体下に潜る&ジャッキアップポイント近くの作業で
ウマがジャマかな?ということで・・・
タイヤ下に会社に転がってたコンクリ塊を敷こうとしたのですが・・・
(ブロック塀だと肉厚薄くてヤバイかな?と思い(^^;)

塊が、ちとサイズが大きすぎてジャッキMAXに上げても
タイヤ下に敷けず煤iTロTドッヒャー!
渋々ウマをかけて作業しました(TロTトホホ・・・

注意!車の下に潜りますので、充分過ぎるほどの対策をしてください!
以前、横着してジャッキだけで車体下に潜った際、
ジャッキが倒れ圧死したという悲惨な事件をニュースで聞いた事があります。

うちはウマの隣にもジャッキをかけ、
更にトランク側のジャッキポイントにもウマかけておきました。

ジャッキアップポイント

燃料フィルター

さてさてフィルターを外していくことにしました。
ホース、サイドブレーキ線の下に隠れて見えないのもありますが(^^;)

外すポイントはホース側1と2の2箇所、
フィルターを固定するステーのボルトA,Bの2箇所となっております。

まずは1のボルトを外す事にしました。
整備書によると、ボルトを外す際、ホース内にまだ残ってるガソリンが漏れるので、
ウエスをあてがいながら外すと書いてあったので
片手にスパナ、片手にウエスを持ち外そうとしたのですが・・・固っ!
とてもじゃないですけど片手じゃ外せませんでした。( ̄◇ ̄;)

オマケにテンションかけてギシギシすると、下回りに付いた砂、泥が
煤iTロTウワッ!ペッ!ぺッ!とモロに顔面にパラパラ降ってきます。

・・・ホース内のガソリンは抜いたのだから、漏れるといってもチョットでしょ?
まぁイイや!ジャマだからウエスはいらないや!とスパナを両手にかけ、
うりゃっ!と1のボルトを緩めた瞬間・・・

↓A

2↑

←B

↓1

プッシャァァァァァー!!!煤iTロTドワッ!!

すごい勢いでガソリンが噴き出してきました。
反射的にボルトを締めたものの、モロ顔面シャワー・・・(TロTジョ〜
スパナ左側
の濡れ具合が勢いを物語ってマス(TロTトホホ・・・


(TロT

とりあえず一度緩んで片手で緩められる程度になりましたので、
ウエスをあてがいながらボルトを外しました。
・・・でもまだジョロジョロと出てきます( ̄◇ ̄;)
とりあえず下にバケツを置いてガソリンを受け止めました。

ホースを下にしてますと、いつまで経ってもジョロジョロと流れてきましたので、
テキトーな部分にひっかけ出口を上に向け、2の方を外すことにしました。

少し固いですので、フィルター側のナット(一体なので回りません)と
ホース側ボルトに一本ずつスパナをかけて外しました。
※2と繋がってるホースは金属製で、曲がらない為、
緩めきってもフィルターと外せないような状態です。
外れないじゃん!と思い、ムリしてホースを曲げないよう注意です!


これで、ホース側が外れましたので、フィルターを固定しているボルトA,Bを
外しフィルターを左側から引き抜き
外しました。

2↑

こっち側に外します

←ガソリンがジョロジョロ

これが取り外した燃料フィルターです。
中のフィルターを覗いてみましたが、新品に比べ、かなり汚れてました(^^;)
10年間おつかれさまッス

ボルト

ガスケット→
ガスケット→

←ホース

使用したフィルターを外しましたので新品に交換します。
他の部分から取り付けようと思ったのですが、新品ガスケットがポロポロと落ちて
やりにくかったので、1から取り付けました。
画像のように
ボルト→ガスケット→ホース→ガスケット→フィルター
とガスケットをサンドイッチしてまずは仮付けしました。

あとは各部を仮取りつけした後、本締めを行い
フィルター取り付け完了です!

その後、エンジンをかけ、(ホースにガソリンが回るまでかかりにくいです)
取り付けたフィルターからガソリンが漏れてないかチェックしたあと
外しておいたリアシート類を元に戻して完了です!\(^o^)/

交換後、早速試走してみました。
おお!なんか軽い!(* ̄∇ ̄*)
ちょうどオイル交換した直後のような軽いフィーリングになりました!
交換前は徐行状態からのもっさりしていた3速加速も軽減され加速感もいい感じに改善されました!

パワーアップしたのではなく、あくまでも劣化した部品を新品に交換して本来ある性能に戻っただけのことですが、
知らず知らずのうちに性能低下を招き、ここまで落ち込んでいたとは・・・ ( ̄〜 ̄;)
改めてメンテナンスの大切さを思い知らされたという感じでした。

エンジンオイルフィルター、エアフィルターは交換されるものの、燃料フィルターは忘れられてる存在ですが・・・
燃料フィルター・・・なかなかあなどれない存在です。
交換時期は他のフィルターと比べ長めですが(10万キロぐらい?)
古い年式、多走行車だと効果アリです!