〜社外汎用オートクルーズ(クルコン)の取り付け vol.1〜

 !!注意!!

走りに直接関係するアクセルをいじる事になります!!
取り付けミス、不具合などによって暴走などによる重大な事故を引き起こす危険性があります!!!

取り付け完了から現在も毎日ストレートを含め実際に動作させて不具合なく機能しておりますが
うちのアクセルワイヤーへの取り付け方は製品マニュアルに沿わない取り付け方をしております。

あくまでも『ネタ』
としてご覧いただき、マネされない様、お願いします。

万が一、マネされて事故を起こされても責任は取れませんので
ご了承下さいます様、よろしくお願いしますm(_ _)m



これが今回入手した
社外汎用オートクルーズのAUDIO VOX社のCCS−100です。
21500円で入手しました。

負圧式後付けオートクルーズというとコレ!というぐらい
定番中の定番らしいです。

他にも電動式のモノもありますが、
アクセルレスポンスはこっちの負圧式の方が断然いいらしく
車の仕様により負圧が取れない車以外は負圧式の方が良い様です。

この商品はコントロールスイッチなどのオプションの違いにより
値段が約1.9万〜約3.1万と変わりますが、負圧タンクが付いてりゃいいや〜と
価格設定の下から2番目の負圧タンク付きのモノを選びました。


これが中身です。
色んな部品、配線がいっぱい入ってて中々やりがいがありそうです( ̄▽ ̄;)
元は海外向けなのでマニュアルは英語ですが、
ご親切にも日本語の設定用紙が入っておりました。

バキュームホースも添付されておりましたが、この長さでは足りなかったので
バキューム計で使用したバキュームホースの残りを使いました。

まずは本体の設定をすることにしました。
本体裏側のカバーを固定するネジ2本を外し、カバーを外すと
ディップスイッチが現れます。

これを設定用紙に従い
ディップスイッチを精密ドライバーでスイッチを変更しました。

ディップスイッチ

スイッチ1 スイッチ2 スイッチ3 スイッチ4 スイッチ5 スイッチ6 スイッチ7
PPM(1マイル辺りのパルス数)
2000 OFF OFF
4000(ディアはこれだと思います) ON OFF
5000 OFF ON
8000 ON ON
車速の判断
回転信号のみ OFF
回転信号と車速信号(今回はこっち) ON
アクセルの引っぱり強さ(お好みで)
弱(アクセル踏み弱い方向け) ON OFF
中(普通ならこちら) OFF OFF
強(ベタ踏みな人はこちら) OFF ON
スイッチの種類
閉回路型 ON
開回路(OP及び付属スイッチはこちら) OFF
〜回転信号の種類〜
エンジンコンピューター(今時の車はほとんどこちら) OFF
イグニッションコイル ON
設定用紙の図を元にうちの解釈を加えてみました。
うちはあんまりアクセル踏まないタイプですので(^^;)、アクセル引っ張り設定『中』以上は違和感ありまくりと感じましたので
アクセル設定『弱』にしてこんな設定にしました。

〜本体の設定〜

スイッチ1 スイッチ2 スイッチ3 スイッチ4 スイッチ5 スイッチ6 スイッチ7
ON OFF ON ON OFF OFF OFF

〜本体、負圧タンクの設置〜

マニュアルには様々なアクセルワイヤーへの接続方法が書かれており
ディアだと左図のアクセルワイヤーを一旦外して
付属の先っちょを輪にしたワイヤーケーブルと共に固定する方法がいいかな・・・?
と思ったのですが・・・・
ヘタレなのでうまく外せませんでした(TロT

ネットで外し方、コツなどを検索してみたものの単車関連はHITするものの
四輪関連はこれだ!といったものがHITせず・・・。
整備解説書にも当たり前の常識なのか一切記載されておりません(TロT

構造的にアクセルワイヤーを溝に合わせ横にスライドさせれば
そのままスコッ!と抜ける?と思ったのですが・・・先の玉とワイヤーがグニグニと
あっちやこっちに向いちゃって一緒の向きでスライドしてくれず
結局挫折してしまいましたil||li_| ̄|○ il||li情けない


←純正アクセルケーブル

アクセルケーブルがうまく外せなかったので(TロT
なんとか別の方法はないものかとアクセルワイヤーの先端の玉に
ワイヤーをくくりつけたり、結んだりと色々やってみたのですが
クルコンワイヤーを引っ張る度にズルズル滑り出したり、
アクセルが途中で引っ掛かったりと( ̄▽ ̄;)!!危ねーっ!
どうもうまくいきません(TロT

最終的にはクルコン本体を室内に這わせて
アクセルペダル根元にワイヤーを固定して引っ張る方法しかないのかな?(TロT
※室内に本体を置くとシューと作動音がうるさいらしいです

と、あきらめてかけた時、・・・ここはどうだろ?と
試しに純正アクセルワイヤーとは逆方向、スロットルボディーの
アクセルワイヤーを引き込むバネを止める部分に
付属のバレルワイヤーアダプターを通し、試してみることにしました。

ニッパーの刃先で合わせ目を切るような感じで←ホントに切っちゃダメです(^^;)
ビーズチェーンカップリング(キーホルダーなどの鎖同士を繋げる金具です)

の合わせ目を若干広げ、広げるきっかけをつくり
マイナスドライバーで合わせ目を広げたビーズチェーンカップリングに
クルコンワイヤー先端とバレルワイヤーアダプター先端を入れて
プライヤーでギュッ!とカシメて繋ぎ合わせました。

←バレルワイヤーアダプター

ビーズチェーンカップリング

付属のスロットルワイヤー固定用ステーと、市販のミニステーを使い
こんな感じでバルクヘッドに共締めしました。

エンジンがブルブル動く事を想定し、
若干ワイヤーに遊びを持たせて固定しました。
※ワイヤーを固定しているナットはインチサイズですので注意です

その後、アクセルを強く踏んだり弱く踏んだりと色んな踏みパターンで
狂ったようにアクセルを踏みまくりアクセルの引っ掛かりなど
不具合がないか確認しました。
不具合が出ませんでしたので今回はココにしました。
・・・ただしワイヤー真横にポジションセンサーのコネクターがあり、
これがひっかかりの原因になるかもしれませんのでカバーを作る事にしました。

・・・と、思っていたのですが
このネタ作るまでポックリ忘れて放置したままで
バリバリ使ってました( ̄▽ ̄;)←オイ


インチサイズのナットです

←付属のステー

←市販のミニステー

クルコン本体にハーネスコネクターを刺しました。※向きに注意

カバーの部分のギザギザとウレタンスポンジで、
防水(というより防塵の意味合いの方が強い?)をする仕様の様ですので、
カバーのギザギザに一本ずつ配線をセットして、
メインハーネスの1本1本が、重ならないようにふたを閉めました。


クルコン本体内に基盤などが入ってるので、
熱に晒すと故障の原因になるかな?と思い
※先人たちの取り付けで熱で壊れた報告がありましたので
比較的熱にさらされにくい?バッテリー付近に設置する事にしました。

・・・というよりココしか見出せなかったのでして(^^;)

設置の際に付属のバキュームホースを差込み、
本体固定ステーを
バッテリー固定ステーのナット部分に共締めしました。

ナットで共締め

クルコンワイヤーのレイアウトです。
ボンネットに干渉しない様、注意しながらこんな感じで這わせ
配線止め金具で固定しました。

ワイヤー

ボルトで共締め

負圧タンクはここに設置しました。
左側にあるバキュームコントロールソレノイドバルブ(TCL装備車用パーツ)を
固定しているボルトと共締めしました。

MAN側:純正バキュームポイントへ 

AMP側:クルコン本体へ

負圧タンクの裏にMANとAMPと刻印されたバキュームホース接続口があり
MAN側に純正バキュームポイントと繋ぐバキュームホースを繋ぎ
AMP側に先ほどクルコン本体に接続したバキュームホースを繋ぎました。

←バキュームホース

純正のバキュームホースですが前にバキュームメーターネタで紹介した場所は
すでにバキュームメーターが使ってますので
今回は別の場所に接続しました。

サージタンク助手席側隣、スロットルボディー根元に
青い点線が入ったホースがあるのですが
今回はココから負圧をいただくことにしました。

付属のT字ジョイント(3ツ又)は熱で劣化しやすく、すぐ割れるとの事で
ジュランのT字ジョイント(4φ−4φ-4φ)を買ってきました。

純正バキュームホースを引っ張って外し、
短く切ったバキュームホースとT字ジョイントを使って分岐させ
負圧タンクAMP側差込み口と接続し、タイラップで抜けない様、固定しました。

←負圧タンクAMP側へ

短く切ったバキュームホース

←負圧タンク