 |
アウター化は初めてでノウハウがまったくありませんので
まずはスピーカーグリルを枠に沿ってカットしてみました。
アウター化に伴い、希望として・・・
・生活買い物クルマなので機能性をスポイルさせたくない
・嫁が嫁家族を連れて買い物フル乗車をよくするのでスピーカーにはグリルを装着
・・・という点を考慮して進めていきました。
|
 |
L175ムーヴはスピーカーが上部にあるのであまり厚いバッフルを入れると
グローブボックスに干渉してしまいます。
現状、15mmのバッフルが入っていますがグローブボックス干渉まで
約9mm程度しかスペースがありません。
グローブボックスに干渉させずに、かつスピーカーグリル装着となると
かなり条件が厳しそうです。( ̄▽ ̄;)
|
 |
今回アウター化に伴いロックフォードのT1652-Sというスピーカーを導入しました。
あてがったところ、内張りスピーカーグリルのスペースではまだ小さいので
もう少し大きくカットしなくちゃいけない感じです。
T1652-S付属のグリルはドーム型で結構高さがあるのでなるべく低い汎用グリルを使用して
スペースを稼ぐことにしました。
|
 |
・・・が、ここで問題発生!
T1652-Sの外径およびコーンの大きさが標準の6.5インチスピーカーより
若干大きく、汎用グリルが干渉することが判明(TロT
※ディアに装着のPCE216は問題なく装着出来ました。 |
 |
T1652-Sはグリルが干渉する。PCE216は干渉しない。
・・・スピーカーを入れ替えるか?
いやいや!neneさん作成のツィーターマウントをムダにしたくないし・・・。
それともウーファーだけ入れ替えるか??( ̄〜 ̄;)う〜ん
・・・とりあえずこの問題は後に考えてバッフル側を進めていきました。
上のアミタイプの汎用グリルは思ったより高さがあるので
さらに高さが抑えられた旧ロックフォードのグリルに似た
2本バータイプの汎用グリルを使用することにしました。
グリルを装着し、グローブボックスに干渉しないように厚みを考えたのが
インナーに5.5mmのMDF、アウターのゲタも5.5mmの合計11mmで
計算上ギリギリ干渉しないと判断しました。
5.5mmのインナーバッフル2枚を142mmの穴を自由鋸で開けて同形状に切り出し、
1枚をインナーバッフル、もう一枚をアウターバッフルのゲタ用にしました。
インナー側はM5のネジ穴径で穴を開けてM5ネジで固定し、
※ドア鉄板の取り付け穴は新規で穴あけ
アウターのゲタ側はM5ネジの頭の径に穴を開けて
飛び出たM5ネジが干渉しないようにしました。
|
 |
内張りを外して裏返し、スピーカーグリルの穴部分にアクリル板をあてて
穴の形状をトレースし、アクリル板を切り出しました。 |
 |
9mmのMDFに汎用グリル外径+余白1mmの穴を開けてトリマーでアールを付けて
上記のアクリル板を添えて穴の形状に切り出しました。 |
 |
インナーの上にアウター用ゲタを重ね、その上にスピーカー、グリルを重ねてネジ止めして
アウターパネルをあてがいました。
当初は面倒なので内張りの穴ギリギリの余白でアウターパネルを切り出して
内張りの穴からアウターが突き出た感じにしたかったのですが
うちの技能ではうまく追い込む事が出来ず、
定番のアウターパネルが内張りの穴をフタするタイプに変更することにしました。
アウターをひと回りぐらい小さくして内張りより厚みがある部分を削って
位置を合わせ木工ボンドを使いアウター用ゲタと接着しました。 |
 |
スピーカーを装着した状態でグローブボックスを開けてみました。
ホントに紙一重でギリッギリで干渉回避出来ました( ̄▽ ̄;)
|
 |
内張りに養生テープを貼り付けてマスキングしファイバーパテを盛っていきました。
・・・が、乾いた後、ここでやらかしているのに気が付きました(TロT
・段差をファイバーパテで処理しようとしたのですが
楽しようと欲張ってアール付近まで盛ったため、放置後に垂れてきて
アール部分にパテが掛かってうまく磨けない
・内張りをネジ止めしない状態で盛った為、内張りが浮いた状態になっていた為
内張りをネジ止めすると2〜3mmぐらいスキマが・・・(TロT
失敗とはいえ苦労してせっかくここまでこぎつけたのでスピーカーを設置してみると・・・
アウター化途中の助手席側よりバッフル装着のみで内張りグリルも未加工そのままの
運転席側の方が音が大きく良く聞こえます( ̄▽ ̄;)
・・・バッフルがペラペラなせい?( ̄▽ ̄;)
グローブボックスが干渉すると機能性が損なわれるとはいえ
車検証と車体マニュアルしか入っておらず年に数回しか開ける事ない
グローブボックスの為に普段聞いている音楽を我慢するか?
・・・と思うとなんだかグローブボックス干渉回避がバカらしくなり
今回はグローブボックス干渉は無視という事で再度作り直すことにしました。
|
 |
今回はインナーバッフルは厚み15mmに変更、ゲタはそのまま5mmにしました。
ネジ頭が埋まる溝を開け穴部分にアロンをよく染み込ませて固まらせて補強し、
ゲタを重ねてスピーカー、グリルをを取り付けて取り付け穴を開け
ウレタンシーラーで防水処理をしてスピーカー固定穴にオニ目ナットをねじ込みました。 |
 |
スピーカー&グリルを固定してアウターパネルの位置を決め
木工ボンドでアウターとゲタを接着、
さらに内張りの内面をカバーする様に7mmぐらいの厚さに切ったMDFを接着しました。
前回の失敗の経験からアウターのゲタは内張りギリギリの大きさに切り出して
ムダなファイバーパテが内張り境界裏に流れない様にしました。
アウターパネルは前回と同じく9mmを使用しました。
内張りはデザイン上、部分的に高い部分と低い部分の箇所があり、
アウターパネルとおおよそツライチなのは向かって左下の布内張り周辺のみで
他の部分は大体ゲタと同じぐらい高さとなっており、
現状アウターと内張りで9mmぐらい段差が出来ています。
前回はアウターを内張りより低めにして段差をファイバーパテで合わせようとして
全体に盛ることによって平面を出す研磨と布周辺のつじつま合わせが大変だった事を反省して
少しの量のパテ盛り、かつ強度が保てそうな面積程度に抑え、
面が出しやすいMDFの平面部分を削って各内装部分の段差のつじつまを合わせる様にしました。 |
 |
養生テープでマスキングして境目にファイバーパテを盛っていきました。
※貼ったテープにシワがあるとそれに合わせて段になりますのでキッチリ貼り付けます。 |
 |
ファイバーパテを好みのデザインにマーキングして削っていき
おおよそ9mmある段差を山なりに削って
内張りとの段差のつじつまを合わせていきました。 |
 |
削って盛って地味にひたすら繰り返しこんな感じになりました。 |
 |
ここで問題発生。
グローブボックスのない運転席側は干渉するものはないと思っていたら
アクセル上部のロアパネルの出っ張りと干渉することに気が付き
かなり削るハメになりました( ̄▽ ̄;) |
 |
こんな感じかな?というところまで磨いた後、
防水処理の為、ウレタンシーラーを塗装しました。
このテのものは下地処理は大事だろうと
#400で全体を磨いて見つけた巣穴をパテ埋めて追い込んでいき
磨きカスを濡れたウエスで拭いて除去しました。 |
 |
今回表面処理をどうしようか?と思っていたところ
4年ほど前にディアのアウター化※未施工w
で使おうと買っておいたソフトレザーを思い出し、これを使うことにしました。
ディアと違いムーヴは内装が黒で色が違うのですが
きっとそんなに違和感は出ないだろうwという自分を信じていくことにしました。
|
 |
スピーカー装着部分にマスキングテープを貼り、
シクロヘキサンで薄めたG17ボンドをブラシで薄く塗布した後
手に付かない程度に乾かして
アールのきつい部分はホットガンで温めて伸ばしながら貼り付けていきました。
このシート非常に柔らかくて伸びるのでディアの内張り以来
ほとんど経験のないうちでも比較的楽に貼り付け出来ました。
・・・が、コスレに非常に弱いです。
ツメがちょっと当たっただけですぐキズが付きました(TロT
※デジカメ忘れたのでスマホで撮影しました |
 |
新品のデザインナイフで不要な部分をカットしました。 |
 |
出来上がったアウターを装着して完了です!
まったくの無知のドがつく素人ながら見た目だけはそれなりに出来ているのでは?
と自画自賛ですw
T1652-Sのグリル干渉の件ですが、売るということは完全に無視して
外枠を固定に影響しない程度にベルトサンダーで削って入るようにしました(^^;)
コーンも大きくてラバーエッジが若干当たるので、
グリルがぐらつかない程度にゆるめに固定しています。
|
 |
こっちは助手席側です。
ツメがちょっと当たっただけですでにキズが・・・(TロT
・・・このソフトレザー貼りやすかったけど、選んだのはちょっと失敗だったかも?(TロT
|
|