〜ツィーターの埋め込み加工〜

まずはツィーターを埋め込む位置を決めました。

ムーヴはAピラーに除湿用の送風ダクトが付いておりますので、
ダクトを回避つつ自分の耳の高さに近づくように決め、


51mmのホールソーで穴を開けました。
パテ盛りにダクトはジャマなので
溶着固定されているダクトを外しました。

その後、三角の凹みのデザインを決めてピラニアソーでカットしました。
今回うちのツィーターの径に近かった塩ビパイプ(VP40)をカットして
固定リングにしてAピラーを元に戻し、
ホットボンドで仮固定してから視聴してみてよさげな角度を探してみました。

今回は運転席側が同乗者の耳に、助手席側が運転者の耳に向くようにしました。


細かく切った割り箸をホットボンドで固定して骨組みにし
三角凹みの部分は固定リングに沿ってマスキングを丸く貼り付けました。
Aピラーを脱脂してパテを盛る部分を#60のサンドペーパーで磨き荒らして
足付けをしてからファイバーパテを盛っていきました。

※ホットボンドはゴム質でブヨブヨして研磨作業の時、
カッチリ決まらないので盛る際にホットボンドが表近く&表に出そうな部分は除去していきました。
#60のペーパーでガシガシ削っていきました。
自然なラインにはまだまだ程遠いので更に盛っていきました。
削って・・・
盛って・・・
地味な作業を繰り返しここまで仕上げました。
三角凹みは単四電池で凸凹をならし、先端は丸箸でラインを整えました。
こんなものかな?というところでミッチャクロンを塗ってから
ウレタンサフを塗り、磨いてさらに仕上げていきました。
Aピラーの表面処理をどうしようか?と迷っていた時に
ふと、処分セールで旭化成のラムース(人工スエード)が
激安で売っていたのを見て手に入れました。
・・・ダメでした(TロT
もうね・・・貼り始めの三角凹みのシワの処理で
アタフタ状態になりシワッシワの状態に・・・orz
うちのスキルじゃとてもじゃないですけど手に負えません。

アウターの革張りがちょっとうまくいったからといって調子に乗りすぎました(TロT

せっかく仕上げたピラーがボンドだらけ・・・除去するしかありません (ToT)/~トホホ・・・


放っていても誰もやってくれませんので
(ToT)/~トホホ・・・とボンドまみれになったピラーをゴシゴシと
シクロヘキサンで拭いて除去しました。
ボンドを付けたのが片方だけなのが不幸中の幸いでした。

・・・結局除去するのに1時間半近く掛かりました(TロT
塗装の方が慣れているので塗装をすることにしました。
これはアサヒペンのストーン調スプレーです。
ささっと塗り上げました。
ダクトを取り付けるのですがそのままだとうまく固定出来ないので
一度矢印の部分の溶着箇所を外して吹き出し口が動く状態にしてから
ダクトを吹き出し口に押し込んで溶着固定部分を
ハンダゴテで溶かして固定しました。
ツィーターですが裏に固定ネジ穴がありますので
ホームセンターで購入した汎用ステーを使って固定しました。

その後、ツィーター裏側にシンサレートを被せました。
ツィーターグリルを付けてAピラーを元に戻して完了です!
前から見た感じです。
こんな感じになりました。