〜デッドニングとスピーカー線の引き直し〜


まずはドア内張りを外し、雨漏り防止のビニールに付着しているブチルゴムを
なるべくビニールと一緒に剥がし、残ったブチルゴムを
布テープで地道に剥がし、微量のゴムは灯油で拭いて除去しました。
ドアを指の関節で叩いて高い音で響く部分にレジェトレックスを貼って
ローラーで強くグリグリと圧着させました。
スピーカー背面に使ったことのなかったとレアルシルト ディフュージョンを使ってみました。

マス目に沿って切り込みを入れると効果が上がるとの事ですので
切り込みを入れて貼り付けました。
サービスホールに鉛シートを貼り付け、ローラーで圧着しました。
ドアの内張りにこんな発泡スチロールが付いているのですが
サービスホールを塞ぐとドアと干渉するので取り外しました。
鉛シートは吸湿すると人体に害のある白い粉を吹くので
片面ブチルテープで表面を覆いました。

内張りのスピーカーグリル裏側の出っ張りがバッフルボードに干渉しますので
カットして、周辺にレジェトレックスを圧着し、シンサレートを貼り付けました。
デッドニングついでにスピーカー線の引き直しも行いました。
これは車体とドアの間にある配線を通す蛇腹です。

ドア側の蛇腹の根元の接合部分に内装外しを突っ込んで
テコの応用で外しました。
ここを起点に車両側とドア側に配線を通していきました。
ドアの配線の蛇腹って形状がうねって通すのに苦労しがちですが
このクルマは真っ直ぐなので配線通しを使わなくても通す事ができ
楽でした。
カーペットをめくった状態でここから出てきます。