〜イカリングの作成 Vol.2〜

ネオンファイバーによるイカリング化が見事に失敗して
イカリング化はやめようか?と思ったものの・・・
やっぱりイカリング化したいという思いが強まり、なんとか楽チンに出来ないか?とやってみました。

アクリル棒に楽にミゾを付ける方法は何かないかな?と妄想中、
ふとネジを見た時、ねじ・・・ミゾ・・・・・溝切り・・・あ!そうだ!(* ̄∇ ̄*)
とネジの溝をき作る、『ダイスタップ』という道具を買ってきました。

ホントはこんなセット物なんていらなかったのですが、
6mmのアクリル棒に使えそうなM7サイズというマニアックなサイズが
このセットにしか見当たらなかったので、
しぶしぶ1800円(たしか)で購入しました。

アクリル棒にダイスタップをセットし、ギリギリと溝を付けていきました。
おお!こりゃ楽だ!(* ̄∇ ̄*)

これが出来上がったイカリングです。
画像が小さいので、分かりにくいですが、ネジ切り道具を使ったということで
ミゾが等間隔で既製品の様に中々いい感じです。

早速点灯させてみる事にしました。
・・・おろ?!全然光が届いてません!煤iTロTジョ〜

ご覧のように全週にわたりキズを付けて光が拡散してしまうのか
1/4程度で光が届いていません。

見た目の良さと作業の楽さで良かったのですが・・・
結果がこれではどうしようもありません。
この方法は却下しました・・・(TロTまた失敗

ダイスタップを使用する方法も見事に失敗してふりだしに戻り状態でどうしよう?と
さらに妄想モードを繰り出して楽に出来る方法を考えました。
←やすりでミゾを付ける方法は絶対やりたくない(^^;)

・・・ハンダを押し付けてミゾを付ける方法はどうだろう?と、ふと思い付き、やってみることにしました。

こんな感じでジュ〜ジュ〜と熱くなったハンダゴテを押し付けてみました。
・・・今度はうまくいくかな? ( ̄〜 ̄;)う〜ん


※かなりクッサイので換気必須です!!

ここが発光します

少し溝を付けたところで光らせてみました。
どうやらハンダゴテを押し付けた部分が光るのではなく、
押し付けた部分の横の、ジュ〜と熱で白濁した部分が光るようです。

これは中々楽で使えそうです!(* ̄▽ ̄)y-~~オイラって頭イイ〜♪

・・・なんて思ってたら、後で気づいたのですが、もっと突っ込んで検索すると
すでに施行されてる方がいました(T▽T)ハハハー!←バカ

全体に溝を付けて光らせてみました。
これは練習という事で、深く押し付けたり、チョンチョンと軽く浅く押し付けたり、
ハンダゴテを押し付ける間隔を変えたり(溝と溝の間隔)して
光具合を見てみました。
ですので、溝の感じがバラバラです。

右側の溝の間隔が広い部分が上の画像の施行した部分です。

4〜5コ分いろいろ実験してみた感じですが・・・

・溝は少し深めの方(全体の1/3ぐらい)が発光具合が良さそう?

・溝があまり浅いとイカリングの溝が見る角度によって見えなくなっちゃう。

・溝の間隔は少し狭目が発光具合が良さそう?

・間隔が広いのも発光具合がイマイチだけど、狭すぎるのもイマイチっぽい?


・・・かな?と思いました。
(あくまでも、まつぼう的なので違うかもしれませんがご了承ください m(_ _)m

ハンダゴテをジュ〜〜とアクリル棒の1/3ぐらいの深さまで押し付け
押し付けた横の白濁した部分に同じく、1/3ぐらいの深さまで押し付けていく
という感じで溝を付けていきました。

ディアにイカリングを装着する為、ヘッドライトをばらし、あてがってみました。

ディアのヘッドライトはどうもビミョ〜に楕円になってるのか
途中からずれるようになっていました。

形状に合う様、
余分な部分をカットしてから、
ガスコンロで、あぶって曲げて折れない程度に柔らかくして
ディアのヘッドライトの枠にグイッ!と押し込んで修正しました。

形状が整いましたら、イカリング端にくる部分に
LEDを差し込む穴(約5mm)をディアのヘッドライトに穴をあけました。

イカリング両端にLEDをアルミテープで固定&遮光し、
片側に配線をハンダ付けし、熱収縮チューブで保護しました。


今回はチャンピオン製の超高輝度白LED (5φ) 指向角 15°の物を使用し、
20mAの電流で光らせる事にしました。


       


溝を付けた側を裏側にしてLED付きイカリングをヘッドライトの穴にさし、
配線したLEDと、もう片方のLEDを繋げました。

イカリングの固定ですが、
前回のボンドによる失敗により、ボンドは使用せず、
イカリング下、左右の3点を透明で目立たないテグスで縛って
ヘッドライト中側の見えない部分に穴をあけて、
そこに括り(くくり)付け固定しました。

イカリングを組み込んだヘッドライトをディアに組み付けてみました。
お〜!イイ感じです!\(≧▽≦)/

運転席側はまだ
ネオンファイバーが付いてますので、明るさ比較です。
全然明るさが違いますね!

イカリング化がとりあえず終了したのですが、ここで問題が発生しました。
たしかにネオンファイバーと比べれば明るいのですが、
本来のイカリングの機能であるスモールとしての明るさ(夕方時)が今一歩足りませんでした ( ̄〜 ̄;)う〜ん
もう少し明るくなる様、対策を考えました。

・・・ということで手っ取り早くLEDの明るいヤツにしようと、
ハイパワーFLUX LEDを採用し、電流も少し上げて27〜28mA流しました。

更に前回の際、LEDの光が漏れてリフレクターが光ってましたので、
イカリングだけ光るように&裏側に回った光を前方に反射させるねらいで
溝側をアルミテープで覆いました。

再加工したヘッドライトを元に戻し、明るさを比較してみました。
左側が5mmLED、右側が
ハイパワーFLUX LEDです。

5mmLEDに比べ、明るさが一段と明るくなり、
イカリングだけが光る様になりました!(* ̄∇ ̄*)

5mmLED

ハイパワーFLUX LED

ネオンファイバー

5mmLED

片側も再加工して完成です!\(≧▽≦)/

夕方の明るさ加減もチェックしてみましたが、
これぐらいなら機能的にも良さそうです。

さてさてとりあえず完了ですが、このイカリング化はかれこれ1ヶ月半ほど、付けたり、バラしたりの繰り返しでした。
まつぼうのいじりとしては異例の期間の長さでした (-。-;)フゥ〜

部屋の中でイカリングを点灯させた時、
蛍光灯を点けた状態で光ってることが、よくわからなければ、
夕方時のスモールとしての機能性は難しいと思いました。

手っ取り早くさらに強い光源を使用すれば、当然明るさUPなのですが・・・


ハイパワーFLUX LEDよりさらに強い光を放つ、LuxeonというハイパーなLEDが存在しますが、

・サイズがデカイ(2cmほど)

・お値段が高い(1コ2600円×8=20800円)

・発熱がスゴイので、放熱対策が必要と難点が多いので
←特に、お値段が(^^;)
却下しました。

まだ突き詰めていけば、さらに効率が上がりそうな感じがします。
今回ハイパワーFLUX LEDを使用したワケですが、照射角度が120°と結構光が拡散する仕様になっています。
この拡散した光を集光させれば更に明るくなりそうな予感が・・・

ただ集光させるデバイス、集光レンズなんかが丁度いいものが見つからず実行ならずという状態です。