面倒とは思いましたが、やはりチェックしておこうと、クルコン本体を一度外し、
エンジンルーム〜室内に這わしていた本体ハーネスを室内まで引っ張って、
クルコンワイヤーをアクセルペダル根元に設置してテストしてみました。

結果は・・・これもダメでした(TロT

例1:60km/hでクルーズしたい場合ですと・・・
・普通に運転して60Km/hまでスピードを上げます
・クルコンスイッチのONボタンを押して主電源を入れます。
・SET/COASTボタンを押して巡航モードになったら完了です。

例2:60km/h巡航から70km/h巡航に上げたい、もしくは50km/h巡航に下げたい場合
・RES/ACCELを押し続けて70Km/hまで加速させます
・SET/COASTボタンを押し続けて50Km/hまで減速させます

例3:前が詰まってきたのでブレーキを踏んで動作をキャンセルしたが、すぐ前が空いたので元の速度で巡航したい場合
・ブレーキでキャンセル後、RES/ACCEを押すと自動的に元のスピードまで加速します。
※40km/h未満まで速度を落とすと無効になります

操作方法です。
・ON:クルコンの主電源です。(ONにすると中央のLEDが点灯します)
・OFF:クルコン電源をOFFにします(クルコン動作時に押すと解除になります)

・ブレーキペダル:クルコン作動をキャンセルします

・RES/ACCEL:クルコン作動時→巡航スピードUP
       ブレーキキャンセル時→キャンセル前の速度に復帰します
          ※ただし40km/h未満に速度を落とすと無効になります

・SET/COAST:ON時でクルコン未動作時→その時点のスピードで
                                (40km/h以上)で巡航開始
               クルコン動作時→巡航スピードダウン

・・・というような感じになります。

スイッチは純正クルコン位置に近い場所に設置しました。

ハンドルコラムカバーのネジの穴が下から覗きますとありますので
+ドライバーでネジを外してカバーを外し
ハンドルコラムカバーに等間隔にネジ穴が空いたL字ステーをネジで固定し、
配線を通す穴を開けて配線を通しコルゲートチューブを被せ
両面テープでスイッチを固定しました。

イルミ線→

イルミ線は、オーディオのハーネス、助手席グローブボックス照明と
色んな場所から取れますが、今回は近い場所ということで
エアコン吹き出し下の
TCLスイッチ(TCL付き車限定です)のイルミ線から取りました。

スイッチ線(茶、黄、緑)はエンジンルームから引き込んだ
クルコン本体のハーネスの茶、黄、緑の同じ色同士の線と繋ぎました。

アース線はバッテリー(−)に繋げました。
※当初はそこら辺の鉄板にアースして落としていたのですが
これが原因で動作しなかった為
(アース導通不充分な為)
バッテリー(−)に直付けしました。


以上で配線作業は終了です!\(≧▽≦)/ お疲れちゃ〜ん

〜スイッチ側 グレー線:イルミ線、黒線:アース スイッチ線(茶、黄、緑線)の接続〜


青いコネクターの黒/白線

この配線は始めは赤ですが、コネクターからオレンジ線に変わっております。

運転席側ロアーパネルを外し、インパネECUの裏に青色のコネクターがあります。
このコネクターの黒/白線に接続しました。

※IG線ならIG1,IG2どちらでもOKです。

ここへのアクセスはコチラ

〜スイッチ側 赤線→オレンジ線:イグニッション(IG)線の接続〜

※ハーネスはクルコン本体側とスイッチ側の2つあり
赤線とグレー線はまったく同じ色の配線ながら

赤線(クルコン側)→ブレ−キ常時電源線
赤線(スイッチ側)→イグニッション線

グレー線(クルコン側)→車速線
グレー線(スイッチ側)→イルミ線


・・・と、全然違う場所に接続しなくてはいけなく
間違えない様注意しながら接続しました。

←ブレーキ線

     ↑
ブレーキ常時電源線


ECU

画像的に分かりづらいのですが(^^;)
ブレーキペダルの根元をたどっていきますと
画像のようなスイッチと2本線コネクターが確認出来ます。

この2本線コネクターの
緑線に赤線:ブレーキ常時電源線を繋ぎ
緑/黒線に紫:ブレーキ線を繋ぎました。

※ブレーキ常時電源は通常の常時電源でも動作するのですが
万が一、ブレーキのヒューズが切れていた場合、
とっさの場合のブレーキのキャンセルが効かなくなり危険なので
必ず常時電源はブレーキ常時電源線から取る様に、との事です。


〜本体側 紫線:ブレーキ線と赤線:ブレーキ常時電源線の接続〜

グレー線の車速線は上のECUからも取れますが
※ただし上の図には書いてありませんが(^^;)
あんまりエンジンECUの方には手を出したくなかったので
フットレスト斜め上辺りにあるダイアグノシスコネクターという
六角形のコネクターの14番ピンから車速信号をいただきました。

〜本体側 グレー線:車速線の接続〜

左図の回転信号の場所に配線を接続しました。

注意:うちが乗ってる前期2.5DOHC及び3LのDOHC用です。
MIVEC及びSOHC、中期以降は違います。


他のグレード情報は(株)Defiさまの車種別接続ガイドをご覧下さい。

 

まずは電装品取り付けのお約束でバッテリーを外しました。

青のタコ回転数線はオーディオの斜め奥にあるエンジンECUから取りました。
・・・ホントはメーター裏辺りから取った方がいいと思うのですが
ココしか知らないので(^^;)
カーペットを剥ぎ取り鉄板を外してECUのコネクターを外し、接続しました。


アクセス方法はコチラ

〜本体側 青:タコ回転数線〜

青線にはノイズによる誤認を防ぐ為、『NOISE SUPPRESSER』と書かれた
赤シールが張られていましたので、室内引き込みの際、ちぎれないよう、
シールを配線に巻いて、ハーネステープでグルグル巻きにしておきました。

その後、黒線のアース線をバッテリーの(−)に接続し
残りの配線を付属のコルゲートチューブに入れ
フェンダーを通じて室内に引き込みました。

※マニュアルにはスイッチ本体側の黒配線は
そのままアースへ落とすとの記載がしてあるのですが
どうもアースの導通がシビアでうまく動作せず(主電源は入るものの、動作しない)

↑動作しない原因が分からず、ずっと悩みました(TロT

結局、新規にスイッチ用のアース黒配線を引きまわし
スイッチアース線をバッテリーの(−)に直結させて問題解決させました


引き込み方法は
コチラ

マニュアルにはグレー線は車速線へなどと、文章だけで、ちと分かりづらかったので図を作ってみました。
これを見ながら配線作業をしていきました。

今回はバッテリー付近にクルコン本体→助手席フェンダー裏→助手席室内→運転席というルートで配線したので
付属の配線では余裕で長さが足らなかったのでギボシ端子で継ぎ足し延長して配線しました。

〜各配線の接続〜

穴開けて配線通し

〜取り付け動作トラブル〜


取り付けを完了し、早速テストに入りました!
先人たちの情報によると40km/h辺りから作動を開始するらしいので、
50km/h辺りまで速度を上げて電源ONにしてSETボタンをON!\( ̄▽ ̄*)GO〜!

・・・・・\( ̄▽ ̄*)あれ?
もう一度ON!
・・・・(動作せず)
・・・・Σ(TロTあれーっ!

ボタンを押してもクルーズが作動しません(TロTなんで?
ふと、気が付いたのですが、SETボタンを押した瞬間、バキュームメーターが一瞬ピクッと反応するのに気がつきました。
という状況から・・・

・動いているけどアクセル引っ張り設定が弱なので引っ張りきれていない?
・そもそもアクセルワイヤーの設置場所が不適正で必要以上の抵抗が掛かってアクセルが引っ張れきれない?
  ※ある一定以上の負荷が掛かると機器の保護のために動作をキャンセルする?


・・・と思い、まずはアクセル引っ張り設定を
『強』に設定し、再度テスト・・・結果は変わらず( ̄〜 ̄;) う〜ん

次にアクセルワイヤーの設置場所ですが・・・これは正規の方法の純正アクセルワイヤーがある方向に平行する方法に変更してしまうと、
今までの配線レイアウトを全て変更しなくてはいけませんので(TロT面倒すぎます

配線ミスがないか、テスターなどを使いしつこいぐらいチェックしました。
・・・結果は特に異常ナシです(TロT


↑  ↑
ネジで固定


コネクター

・・・もしかして、負圧の力が弱いのでは?と思い( ̄〜 ̄;) う〜ん
本体を分解して負圧による引っ張り力の強弱を調整する
ソレノイドバルブの機能を無効化させて負圧の力をダイレクトで吸わせて
手でワイヤーを引っ張ってどれぐらいの力があるのか試してみました。

繋げてエンジンをかけると・・・( ̄▽ ̄;)!!うぉっ!
動作はゆっくりですが強烈な力でグイッ!と引っ張ってくれます。

片手でクルコンワイヤーの先端を持っていた状態だったのですが
引っ張り返してやろうと、うちも引っ張ったのですが、
引きが強すぎて片手ではビクともしませんでした( ̄▽ ̄;)

・・・この状態から
引きが弱いから引っ張れないという可能性は低そうです( ̄〜 ̄;)う〜ん

・・・う〜ん八方塞がりだ(TロT

その後、更に配線チェック後、車速線、常時電源線、IG線などありとあらえる配線の接続場所を変更してもまだ動きません(TロT
・・・なんで動かないの?(TロT
と凹んでました。
・・・あとはスイッチのアースだけ(TロT
・・・でも導通してなかったら普通、メイン電源入らないし・・・。
・・・いやいや試しに変えてみようとダメもとで場所を変更してみましたところ・・・動きました!!\(T▽T)/

当初は近い場所という事で導通するからいいだろうと塗装した金属部分に
接続していたのですが、
無塗装の金属部分(センターコンソール下のカーペットの裏にある鉄板)に
移設させてようやく動作する様になりました。
今回のいじりでアースの導通の大切さをイヤというほど思いしらされました(TロT

・・・が、この場所も動作したり動作しなかったり、
途中でクルコンがキャンセルになったりと非常に不安定でした( ̄〜 ̄;) う〜ん

今まで取り付けた電装品は無塗装金属部分にアースを接続すれば
まず動作しないということはなかったのですが・・・
どうも今回の製品はアースにシビアな様な気がしました。

・・・結局、バッテリー(−)まで線を引いて
ようやく安定して動く様になりました(TロT長かった〜

〜更に機能追加・キャンセルボタンの追加〜

ようやくクルコンが動作し楽ちんになったのですが(* ̄∇ ̄*)いいね〜♪

ずっと使っていて思ったのですが、前を走ってる車に追いついた際、当然、クルーズの機能を停止させるのですが
この停止させる方法が・・・

・ブレーキを踏んでキャンセルさせる
・クルーズの電源をOFFにする

・・・という選択となるのですが、ブレーキを踏む必要のない、
なんでもないところでいちいちブレーキを踏みまくると後続の車に嫌がられますし
クルコンのスイッチをOFFにしますと、また設定からやり直しという事になります( ̄〜 ̄;) う〜ん

・・・だったらブレーキが点けずにキャンセルできるキャンセルスイッチを増設しよう!(* ̄∇ ̄*)
と更に機能追加に踏み切りました。

〜変更前〜

〜変更後〜

5極リレー

30

87a

87

85

86

キャンセルスイッチ追加は他の方々がすでに色々とやられておりますので、そのまま参考にさせていただきました。
5極リレーとスイッチ(ロックしないタイプ)を追加しました。

普段は5極リレーの30番と87aが繋がっていて、ブレーキを踏むと、
リレー白線87a→赤線30→クルコン紫:ブレーキ線へ電気が流れクルコンをキャンセルしますが

キャンセルスイッチを押すと、5極リレー青:85番→黒線86番に電気が流れ85−86間が電磁石になり
30−87aになっていたスイッチが電磁石によって30−87に引き寄せられ
5極リレー黄87→赤線30→クルコン紫:ブレーキ線へ電気が流れクルコンがキャンセルします。
※上の画像にカーソルを置くとキャンセルスイッチONの状態になります。

この流れですとブレーキが点灯するブレーキ線87aルートは通っていませんので
ブレーキランプが点かずにクルコンをキャンセル出来ます。


・・・で、穴のサイズに見合うマイクロスイッチを購入してきました。
大きさは100円玉の直径ぐらいです。

・・・ホントはもう少し大きいスイッチが入らないかな?と
ワンサイズ大きいモノを購入してサイズを稼ごうと削ってみたのですが
ウインカー先端内に納めるにはちょっちムリがありました(TロT

キャンセルスイッチは
ステアリングから手を離さずに押したいなぁ〜(* ̄∇ ̄*)と思い
色々と妄想してウインカーレバー先端に取り付けようと決めました。

さてさてウインカーレバー内はどうなってるのだろうと、
先端のキャップをツメで引っ掛けて外しました。

中を覗くと・・・中に穴が空いた樹脂製のシャフトのようなものが・・・
穴が小さいので破壊したいところですが(^^;)
破壊すると切り替えスイッチがすっぽ抜けそうな予感・・・( ̄〜 ̄;)

先端全体がボタンになるようにするには、パテ盛り、削りが必要そうですし、
ウインカーに書かれたマークを消さずに塗装する方法は・・・( ̄〜 ̄;) う〜ん

・・・ここは素直にこの穴に入るサイズのスイッチを探す事にしました。

スイッチ先端が小さすぎますのでもう少し大きくならんかと
100円ショップでこんなものを見つけてきました。

・・・ボタンいただきます(^^;)

←コレ

キャップにスイッチ径の穴を開けてスイッチを取り付け、
その上にLEDライトのボタン部分をボンドでくっ付け、
プラモデルの応用技で
ボタンごとピンバイスで穴をあけ、
その穴にシャフトを刺して固定強度を上げました。

・・・イメージ的には骨折した骨にボルトを埋め込んで
補強という感じでしょうか?(^^;)違う?

ウインカ-レバーを外して配線を通し装着させました。
・・・う〜ん後付け感大爆発です(^^;)
ただ、使ってみて、いいポジションで結構押しやすいと思い、
まあこのままでいいだろうと、これでいくことにしました。

クルコンで楽になり、キャンセルボタンを追加することにより更に便利になりました(* ̄∇ ̄*)
高速道路はもとより、空いている直線道路でも重宝しそうです。

最低稼動時速は40km/hほどとは分かりましたが、最高稼動速度はどれぐらいだろ?と思い、
高速道路に乗って一定の速度からRES/ACCELボタンで加速させてどれぐらいいけるか試してみました。
結果は・・・100km/h+40まで加速し、そこからさらに加速するようにするとキャンセルがかかりました。
・・・この速度まではいけるようですね(* ̄∇ ̄*)